日本HP、OSSとの連携を強化したWebシングルサインオン製品最新版

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は2009年1月28日、Webシングルサインオン製品の最新版「HP IceWall SSO 8.0 R3」を発表した。イントラネットからBtoB/BtoCサイト、OpenIDによるサイト間連携まで幅広い環境で活用できるという。価格は100ユーザーで157万5000円から。2月上旬から出荷開始する。

 R3では、教育機関や非営利団体向けにGPLライセンスの下で使用する「MySQL」に対応した。また、カスタムプログラムで、より柔軟に機能追加ができるようになり、一部パフォーマンスも改善した。さらに、リバースプロキシ製品「HP IceWall MCRP」との連携を強化することで、SQLインジェクションなどのWeb攻撃からの防御機能を強化した。

 従来のIDとパスワードによる認証に加えて、クライアント端末のMACアドレス情報で認証するオプション製品「MACアドレス認証オプション」を3月に出荷開始する予定。IDやパスワードの盗難や不正利用防止を、電子証明書などと比べて低コストで導入できるという。価格は420万円から。

HP IceWall SSO 8.0 R3製品情報
http://www.hp.com/jp/icewall80r3/

日本HP
http://www.hp.com/jp/