レッドハット、システム管理・運用ツール「Red Hat Network Satellite」に低価格エントリー製品

 レッドハット(本社:東京都渋谷区)は2008年12月18日、Red Hat Enterprise Linux向けシステム管理・運用ツールに、エントリー製品の「Red Hat Network Satellite Starter Pack」を追加して販売を開始した。最大50台までのサーバ管理に限定することで、サブスクリプション価格を通常の半額とした。

 「Red Hat Network Satellite」は、Linuxシステムの安定稼働に必須の修正プログラムやパッチの一括導入を効率化するシステム管理・運用ツール。修正プログラムは通常、オンラインサポート「Red Hat Network」を通じて提供するが、同製品でアップデートを配信する管理サーバを自社内に構築すれば、同等のサービスを、より高速に、セキュアな環境で利用できるという。

 Starter Packは、管理台数の上限を50台に限定するが、機能は台数無制限の「Red Hat Network Satellite」と同等。サブスクリプション価格(税別)は管理サーバ1台あたり年間65万円(別途、管理対象のサーバ1台あたり年間1万2000円のManagementモジュールが必要)。

 また、システム監視機能を提供する「Monitoringモジュール」と、システムの一括導入を自動化する「Provisioningモジュール」をオプションで販売する。価格は管理対象1台あたり各年間1万2000円。

 このほか、Red Hat Network Satelliteと同時購入するとトレーニングコースが15%割引となるサービスも2009年6月までの期間限定で提供する。

Red Hat Network Satellite製品情報
http://www.jp.redhat.com/rhn/satelliteproxy/

レッドハット
http://www.jp.redhat.com/