米Yahoo!、Webアプリ開発基盤「BrowserPlus」をオープンソース化へ

 米Yahoo!は11月18日(米国時間)、Webアプリケーション開発技術「BrowerPlus」をオープンソースにする計画を発表した。プラットフォームの安全性と安定を強化し、開発を加速する狙いだ。

 BrowerPlusは、Yahoo!のWebブラウザ向けアプリケーション開発プラットフォーム。開発者はこれを利用して、デスクトップアプリケーションレベルの機能を持つインブラウザ・デスクトップアプリを開発できるという。デスクトップからファイルをドラッグ&ドロップ、クライアント側での画像操作、ブラウザ内アップロードなどの機能がある。

 Yahoo!は今年5月にBrowerPlusを発表し、11月に一般公開していた。今回のオープンソース化についてYahoo!は、「オープン戦略の一環」と説明している。オープンソースにすることで、コミュニティからの貢献や新しいサービスの開発を促進する。主要なOSとブラウザで動く安全性と堅牢性のあるプラットフォームを目指すという。

 BrowerPlusがオープンソースとして公開されるのは、来年半ばの予定という。

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