Mozilla、Firefox 2.0系と3.0系のセキュリティアップデート
Mozilla Foundationは11月12日(米国時間)、Webブラウザ「Firefox」のセキュリティアップデートとして、「Firefox 3.0.4」「Firefox 2.0.0.18」をリリースした。統合ソフトウェア「SeaMonkey」も、セキュリティ問題を修復したアップデート版をリリースしている。
Firefox 3.0.4では、重要度「最高」4件を含む9件のセキュリティ欠陥が修正されている。修正されたのは、nsFrameManagerにおけるクラッシュと遠隔からのコード実行、http-index-formatパーサにおけるバッファオーバーフロー、セッション復元を利用したクロスサイトスクリプティングとJavaScript特権昇格、など。このほか、安定性の強化やパスワードに関するバグも修正されている。
Firefox 2.0.0.18でも、セッション復元を利用したクロスサイトスクリプティングとJavaScript特権昇格など、3.0.4と同じセキュリティ問題を含む合計11件のセキュリティ欠陥が修正された。
Firefoxユーザーは、1~2日のうちに自動で最新版にアップデートされる。Webサイトでダウンロードも可能だ。
Mozilla Foundation
http://www.mozilla.org
「Firefox 3.0.4」ダウンロード
http://getfirefox.com
「Firefox 2.0.0.18」ダウンロード
http://www.mozilla.com/firefox/all-older.html