TWiki.org、オープンソース・コラボソフトの最新版「TWiki 4.2」リリース

　オープンソースのコラボレーションソフトウェアプロジェクトのTWiki.orgは8月28日（米国時間）、最新版「TWiki 4.2」をリリースした。商用版・サポートを提供する米TWiki.netはまた、米Sun Microsystemsの支援により、ハードウェアをアップグレードしたことも発表した。

　TWikiはエンタープライズ向けWikiソフトウェアで、コンテンツの発行や共有、業務用アプリケーションを作成できるツール。

　最新版では、新たにWYSIWYGエディタを搭載、初めてのユーザーでも容易に使えるよう工夫した。これにより、学習時間を大幅に短縮できるという。SQLライクなクエリ言語をサポート、ページの変更や編集のロールバックやポリシーを容易にする復旧機能も特徴となる。

　TWiki.netは同日、Sunよりハードウェア寄贈を受けたことも発表した。これにより、プロジェクトは「Sun Fire T5220」などSun製ハードウェアにマイグレーションを進め、パフォーマンスを改善するという。SunはJava.netのコラボレーションサイトで、TWikiを利用している。