グーグル、「Google App Engine」技術文書を日本語化

 グーグル(本社:東京都渋谷区)は2008年8月21日、Webアプリケーションプラットフォーム「Google App Engine」の技術ドキュメントを日本語化して公開したと発表した。Googleインフラ上で実行できるWebアプリを作成して、アップロードするまでを解説している。

 グーグルは、開発用サーバなどを含んだApp Engineの専用ソフトウェア開発キット(SDK)を提供しており、これをダウンロードして、App Engineのアプリを開発できる。

 公開した日本語文書は、App Engineの「概要」や、SDKの基本的な使い方を解説した「スタートガイド」など。「Hello, World!」を表示するサンプルプログラムなども含まれる。また、一部のツールの構成も解説しているが、各種APIやフレームワーク「webapp」の詳細は未訳となっている。

 グーグルは6月に開催した「Google Developer Day 2008 Japan」で技術文書の日本語化推進を表明。今回のGoogle App Engine日本語文書はその一環。【鴨沢 浅葱/Infostand】

Google App Engineデベロッパーガイド
http://code.google.com/intl/ja/appengine/docs/

App Engine専用SDK
http://code.google.com/intl/ja/appengine/downloads.html