米HP、管理機能を統合したプロジェクト管理「PPM Center」を発表
米Hewlett-Packard(HP)は7月22日(米国時間)、CIO向けのプロジェクト管理ソリューション「HP Project and Portfolio Management(PPM)Center 7.5 」を発表、ビジネス技術最適化(BTO)ポートフォリオを拡充した。各種の管理機能との統合や連携を強化し、IT投資と事業戦略の連携を支援するという。
PPM Centerは、プロジェクト/ポートフォリオ管理、アプリケーションライフサイクル管理、ITサービス管理など包括的にIT資産を管理できるCIO向けソリューション。ITサービス管理標準「ITIL(Information Technology Infrastructure Library)v3」をサポートした。
最新版では、ワークフロー自動化、チームコラボレーションツールの強化、既存の「Microsoft Project」実装との連携などが加わった。これにより、エンドユーザーの生産性が改善するという。デマンド管理、ポートフォリオ管理、リソース管理、プロジェクト管理、時間管理などのモジュールも強化され、自社のプロセスや構造を反映できるよう設定機能も改善した。
「HP Service Management Center」「HP Quality Center」「HP Universal Configuration Management Database」など他のBTO製品との連携を強化しており、技術投資の追跡や可視化を改善できるという。
PPM Center 7.5は、オンプレミス向けのパッケージ版のほか、SaaSとしても提供される。
米Hewlett-Packard
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