Linuxベースのタッチ画面携帯電話「Neo FreeRunner」が登場

 台湾Openmokoは7月4日(台北時間)、Linuxベースのスマートフォン最新機種「Openmoko Neo FreeRunner」の発売を開始した。定期的なアップデートにより機能を拡充できるオープン性を特徴とする。価格は399ドルで、同社Webサイトで購入できる。

 Neo FreeRunnerは、GNU/LinuxをベースにダイアルやSMSなどのコアソフトウェアを搭載した携帯電話。特徴はオープン性で、アップデートが定期的に配信され、ハードウェア機能を活用したソフトウェアで携帯電話の機能を拡充していく。8月には、位置情報ベースのアプリケーションをリリースする予定という。

 本体は丸みのあるデザインで、色は黒。タッチ操作が可能な2.8インチのVGA画面を搭載した。850/1800/1900MHz、あるいは900/1800/1900MHzの2つのトライバンドGSM対応モデルがある。このほかの無線通信機能としては、WiFiとBluetoothがあり、A-GPSもサポートした。メモリは、128MBのSDRAMと256MBのNANDフラッシュメモリを持つ。

 同社Webサイトのほか、欧州、インド、北米ではディストリビューター経由でも入手できる。7日より発送を開始する。

台湾Openmoko
http://www.openmoko.com