IPA、オープンソース情報データベース「OSS iPedia」をリニューアル
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は2008年4月25日、オープンソース情報データベース「OSS iPedia」をリニューアルして公開した。PDF文書の登録・閲覧機能を追加したほか、ユーザーインタフェースを一新。PDFドキュメントの初期コンテンツとして、IPAの事業成果140件を登録した。
「OSS iPedia」はOSS関連情報の登録や参照ができるデータベースで、2006年5月に公開した。OSS開発者やシステム構築者、企業・官公庁関係者などを中心に利用されており、2008年3月末までに950万アクセス(就業日1日平均2万500アクセス)の実績があるという。
リニューアルでは、従来の「導入事例」「性能評価」「ナレッジベース(用語集、Q&A集等)」に、新カテゴリー「PDFドキュメント」を追加した。PDFドキュメントを登録、検索、参照、評価する機能を備え、OSS関連PDF文書の活用を促進する。
また、「導入事例」「性能評価」「PDFドキュメント」の各トップページへの登録者向け規約表示、申請フォーマット画面などのナビゲーションを追加。検索機能の高速化などで使い勝手を改善した。【鴨沢 浅葱/Infostand】
OSS iPedia
http://ossipedia.ipa.go.jp/