米Yahooがオープン戦略発表、検索結果カスタマイズ「Search Monkey」ベータ版
米Yahooは4月24日(米国時間)、オープン戦略「Yahoo! Open Strategy(Y!OS)」を発表、開発者とWebサイトへのフォーカスを明らかにした。各サービスで共通のフレームワークを採用することで、Yahooでのユーザーエクスペリエンスを根本から変えるとしている。第1段として、検索カスタマイズサービス「Sarch Monkey」のプレビュー版をリリースした。
Y!OSでは、開発者やWebサイトパブリッシャー向け最新戦略で、Yahooが提供するサービスをオープンにしていく。単一のソーシャルプラットフォームの採用、Webサービス標準化、「Yahoo! Application Platform(YAP)」の3つで構成される。各サービスで共通のデータやフレームワークを採用することで、これまでのAPI提供を超えるオープン性を実現するという。
この日、YAPの第1弾としてSearch Monkeyの開発者向けプレビュー版をリリースした。Search Monkeyを利用して、開発者やWebサイトパブリッシャーは、Yahoo! Searchでの自社サイトの表示情報を選択・指定できる。写真を追加するなどして、カスタマイズできる。
Yahooは、米Googleが立ち上げたSNS向けの共通API「OpenSocial」を支持しており、YAPでは、OpenSocialをベースとしたアプリケーションをYahooの各サービスで動くようにしていくという。
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