ゼンド・ジャパン、最新IDE「Zend Studio for Eclipse 日本語版」

 ゼンド・ジャパン(本社:東京都渋谷区)は2008年4月24日、PHP統合開発環境の最新版「Zend Studio for Eclipse 日本語版」の販売を開始した。Eclipseをベースに、ルックアンドフィールを標準化して、PHP開発に特化したコーディング機能からデバッグ環境までを融合した。ライセンス価格は年間4万1790円、アカデミック版が同2万1000円。

 従来版「Zend Studio 5.5」の全ての機能を搭載しながら、Eclipseのアーキテクチャを生かして柔軟な拡張が可能。Eclipse上から高度なPHP統合開発環境を利用できるという。

 新機能として、複数シナリオ下でのコード試験を自動実行する「ユニットテスト機能」、ローカル変更履歴を参照できる「ローカルヒストリー」、ファイル名やクラス名、関数名などを一括リネームする「リファクター機能」、ひな形コードを生成できる「コード生成ウィザード」などを搭載。また、HTML WYSIWYG エディットやJavaScriptサポートなどで、Web 2.0/Ajaxの開発効率を高める。新機能・機能強化は大小合わせて41種類にのぼる。

 対応OSはWindows 2000/XP/2003/Vista、Linux、Mac OS X 10.4/10.5。対応PHPバージョンはPHP4.x以降。従来版ユーザーは無償アップグレードが可能。また、30日間のトライアル版も用意した。【鴨沢 浅葱/Infostand】

ゼンド・ジャパン
http://www.zend.co.jp/