米IBM、中規模企業向けセキュリティサービスを発表

 米IBMは4月22日(英国時間)、中規模企業をターゲットにしたセキュリティサービス5種を発表した。同社が買収したInternet Security Systems(ISS)の技術をベースとしたもので、パートナー支援プログラム「Express Managed Services」を通して提供される。

 IBMが発表したのは、脆弱性を検証する「Express Penetration Testing Services」、UTM(統合セキュリティ)の「Express Multi-Function Security Bundle」、クライアント向けセキュリティ管理サービス「Express Managed Multi-Function Security Bundle」、サーバー向けセキュリティ管理サービス「Express Managed Protection Services for Server」、クレジットカード業界の標準PCI規制遵守を評価する「Express PCI Assessments」の5種。

 IBMによると、中規模企業は一般的に攻撃から防御するためのセキュリティやリスク管理を行うリソースが不足しており、組織的犯罪のターゲットになりやすいという。

 5種類の管理サービスはISS技術をベースとし、悪意ある攻撃、業界規制への遵守、情報/アプリケーション/ITインフラの安全対策をカバーする。セキュリティをサービスとして利用したい中規模企業に最適としている。

米IBM
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