Zimbraがモバイルに対応、Java携帯電話からアクセス可能に

 米Yahooは4月3日(米国時間)、コラボレーションスイートの「Zimbra」のモバイルクライアント「ZimbraME(Java Mobile Edition)」をリリースした。Javaをサポートした携帯電話はこれをダウンロードすることで、Zimbraの電子メールやカレンダー機能を利用できる。無償版と有償版の両方を用意した。

 ZimbraMEは最新版「Zimbra Collaboration Suite(ZCS) 5.0」を携帯端末から利用するためのJavaアプリケーション。ZCSはオープンソースで開発されているサーバーサイドアプリケーションで、同アプリケーションをインストールした携帯端末を利用して電子メール、カレンダー、アドレス帳などのZCSのコラボレーション機能にリアルタイムでアクセスできる。このほか、メッセージのタグ付け、会話形式での表示、検索結果の保存といったWeb 2.0機能も提供する。

 無償版のOpenSource Edition、サポート・アップデートサービスが付いた有償版のNetwork Editionの2つを提供する。

 ZimbraはオープンソースのWebベース・コラボレーションスイートで、Ajaxの活用で知られている。Yahooは同社を2007年9月に買収している。

米Yahoo
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