米Sunと米Accenture、アクセス・ID管理ソリューションを発表

　米Sun Microsystemsと米Accentureは4月2日（英国時間）、ID認証の「Accenture Smart Identity Solution」など、共同開発したセキュリティソリューション5種類を発表した。Sunの技術をベースに、Accentureのビジネスプロセスに関する専門知識を組み合わせたもの。政府や企業に、容易に実装できるエンドツーエンドソリューションを提供するという。

　Accenture Smart Identity Solutionは、バイオメトリクス技術とスマートカードなど、物理的セキュリティと論理的セキュリティを組み合わせたマルチファクタ認証を提供するID・認証管理ソリューション。業務アプリケーションへのアクセスを管理でき、企業のID管理プロセスをエンドツーエンドで自動管理できるという。

　このほかのソリューションとして、アクセス管理の「Accenture Enterprise Identity Management Solution」、SAPの規制遵守技術と統合した「Accenture Solution for Control and Compliance」、SOAでは「Accenture SOA Jumpstart Solution for Sun Java CAPS」と「Accenture Secure SOA Solution」の2種類を提供する。

　これらのソリューションは、「Sun Java System Identity Management Suite」「Sun Java Composite Application Platform Suite（Java CAPS）」「Solaris OS」「Sun Java System Portal Server」などのSunの技術を土台とし、既存のERPなどの業務アプリケーションと統合も可能という。

　SunとAccentureは約1年前にセキュリティソリューションで提携しており、今回のサービスはその結果となる。

米Sun Microsystems
http://www.sun.com

米Accenture
http://www.accenture.com