米Googleがチーム用Webサイト構築ツール「Google Sites」を発表、SaaSを強化

 米Googleは2月28日(米国時間)、チーム用Webサイトを構築できる「Google Sites」を発表した。チーム間の情報を1つのWebサイトに集めることで、コラボレーションを促進できるという。同社がSaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)形式で提供するアプリケーションスイート「Google Apps」の一部として提供する。

 Google Sitesは、買収した米JotSpotのコラボレーション技術をベースとしたアプリケーションで、HTMLなど専門知識がなくても容易に作成できるのが特徴。カスタマイズも可能で、全社で利用するイントラネットサイト、バーチャルな教室など、用途に合わせたWebサイトを構築できる。拡張性もあり、あらゆる規模のチームに対応するという。

 「Google Docs」「Google Calendar」「YouTube」「Picasa」などGoogleのサービスと統合が可能で、あらゆるフォーマットのファイルをアップロードできる。Webブラウザも複数サポートした。管理機能により、アクセス制限などを設けることもできる。

 同アプリケーションの利用には、Google AppsのTeam/Standard/Premier/Educationの各エディションのアカウントが必要だ。

米Google
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