Vista:修正プログラム「SP1」、3月に配布

 米Microsoftは2月4日(米国時間)、Windows Vistaの総合的な修正プログラム「Service Pack 1」(SP1)の開発が完了したと発表した。SP1は、セキュリティ上の諸問題を一括修正するほか、安定性、性能を改善する。3月中旬からダウンロード配布を開始する。

 MicrosoftのOSは、数年おきに総合修正プログラムを配るのが恒例になっている。Vistaも店頭販売開始から1年が経過し、節目の総点検が行われた。企業などは、不具合の修正が一段落するのを待って、Vistaの導入を手控えている。SP1の発表を機に、普及が進む可能性がある。

 春にかけて、SP1で修正済みのパソコンが店頭に並ぶ。3月半ばから、希望者へのダウンロード配布も開始。4月中旬から自動更新機能による一斉配布を開始する。当初から日本語版も用意される。【南 優人/Infostand】

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