ケアブレインズ、「SugarCRM」最新日本語版を発売、ASP移行ライセンスも追加

 ケアブレインズ(本社:千葉市)は2008年2月4日、オープンソースベースのCRMソフト「SugarCRM」の最新バージョン「SugarCRM 5.0日本語版」の販売を開始した。出荷は2月末から。無償版の「Sugar Community Edition 5.0日本語版」は即日公開した。

 米SugarCRMが開発するCRMソフトで、ケアブレインズが日本語化して販売している。最新版の5.0では、新搭載のノンプログラミング開発環境「モジュールビルダー」で、業務データの閲覧・一覧・編集などの高度な業務機能を、マウス操作と簡単な設定でできるようにした。

 また、アーキテクチャを一新してカスタマイズ機能を強化した。処理ロジックの簡素化によって、画面遷移や画面レイアウト、項目の追加情報などをすべて設定のみで変更できる。このほか、キュリティ機能では、項目単位で閲覧・編集などの権限を設定できる「フィールドレベル・アクセス・コントロール機能」を搭載(無償版では省略)した。

 ライセンス体系も一部を変更。同社のSugarCRM ASPや、パートナーのSugarCRMオンデマンドサービスから、社内運用に切り替えるライセンス、または社内運用からオンデマンドサービスに切り替えられるライセンスを追加した。

 価格は、「Sugar Enterprise」がオープン価格。「Sugar Professional」が1ユーザーあたり年額4万7250円から。Sugar ProfessionalのASPサービスが同8万1900円から。【鴨沢 浅葱/Infostand】

ケアブレインズ
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