テルテン、Linux搭載の携帯ゲーム機「GP2X」を国内販売

 テルテン(本社:東京都千代田区)は2007年10月5日、Linuxを搭載した携帯ゲーム機「GP2X」の国内販売を開始すると発表した。スタンダードの「GP2X-F100」(10月26日発売)の価格が2万7800円。タッチパネル液晶搭載の「GP2X-F200」(12月1日発売)が2万9800円。

 韓国GamePark Holdingsが開発した携帯ゲーム機で、サイズは「ニンテンドーDS Lite」より一回り大きい。ARMコアのCPUや、外部ストレージ用のSDメモリーカードスロットを搭載。写真、ムービー、音楽の再生などマルチメディア端末としての機能も備える。

 仕様やファームウェアのソースコード、オープンソースソフトによる開発環境が無償提供されており、ユーザーが自分でゲームをプログラミングできる。欧米では、草の根から大規模なゲームソフトまで400本以上のタイトルが発表されているという。

 GP2X-F100は、3.5型QVGA(320×240ドット)液晶を搭載。電源は単3形乾電池2本で、約4時間のビデオ再生、約6時間のオーディオ再生が可能。ゲームソフト25本が付属する。寸法は幅143.6×高さ82.9×厚さ34mm、重さは161g(電池別)。

 GP2X-F200は、F100との互換性を維持しながら、さらにペンタッチパネル液晶と8方向デジタルパッドを採用した。寸法は幅143.6×高さ82.9×厚さ29.6mm、重さは161g(電池別)。【鴨沢 浅葱/Infostand】

テルテン
http://www.teruten.jp/

GP2X
http://www.teruten.jp/gp2x.htm