米MontaVista、Web上で組み込みLinux環境を評価できるサービス
米MontaVista Softwareは2007年10月9日(米国時間)、Web上で組み込みLinux「MontaVista Linux」を評価できる仮想評価センター「MontaVista TestDrive」をリリースしたと発表した。主要ハードウェアプラットフォームに対応しており、IDEの評価も併せてできる。
仮想化されたMontaVistaソフトウェアでテストアプリケーションを構築して実行できるホストWebサービス。設定済みの仮想環境をデスクトップから利用でき、評価用ハードウェアの購入、ソフトウェアのダウンロードやインストールが不要。
また、プロジェクトがMontaVista Linuxが技術的に適しているかどうかを短期間で判断でき、評価にかかる時間も月単位から日単位に短縮できるという。従来の手法では、評価ライセンスの交渉やハードの購入・設定などに膨大な時間がかかっていた。
OS製品「MontaVista Linux Professional Edition」と、IDE「MontaVista DevRocket IDE」の評価が可能。Intel x86、PowerPC、ARM、MIPSなどの各プロセッサアーキテクチャに対応する。【鴨沢 浅葱/Infostand】
MontaVista Software
http://www.mvista.com/
MontaVista TestDrive
http://www.mvista.com/eval/