ノートPC:07年は初の1億台突破へ 世界出荷

 調査会社の米DisplaySearchは9月11日(米国時間)、07年の世界のノートパソコン出荷台数が、前年比30%増の1億300万台に達するとの見通しを発表した。1億台を突破するのは初めて。日本では以前からノート機が普及しているが、最近は価格の低下で世界的に浸透してきたのが背景。

 第2四半期が前年同期比40%増の2410万台で、非常に好調だったのを受けて、年間予想を上方修正(従来予想は9750万台)した。デスクトップ機の出荷台数は1億数千万台であるため、肩を並べつつある。

 別の調査会社の米IDCによると、米国市場では来年以降、ノートの出荷台数がデスクトップの台数を上回り、逆転する見込みという。パソコン・メーカーはノート機に重点を置く傾向を強めている。【南 優人/Infostand】

DisplaySearchの発表
http://www.displaysearch.com/press/?id=1598