バックボーン、64ビット版Windowsなどに対応したレプリケーションソフト

 バックボーン・ソフトウエア(大越大造社長)は7月19日、リアルタイムでデータ複製ができるレプリケーションソフト「NetVault Replicator」の最新版「v5.1」の出荷を開始したと発表した。

 「NetVault Replicator」は複数の、Windows、Linux、Solarisなどのレプリケーションに対応。「v5.1」では、64ビット版のWindows Server 2003、Windows Storage Server 2003、Mac OS Xの対応も可能になった。

 Windows版ではWindowsドライバを一新することで、動作や拡張性、信頼性を向上させるとともに、双方向レプリケーションもできるようにした。マッピングしたドライブを複製元、複製先として使用可能で、NTFSの暗号化機能と暗号機能にも対応する。07年9月末には特定のMicrosoft Exchange環境での、ディザスター・リカバリーとマニュアルでのフェイルオーバーにも対応する予定。

 Linux版では、対応OSにRed Hat Enterprise Linux(RHEL)3-5、Novell SUSE Enterprise Linux Server 9-10、Turbolinux、Asianuxを追加した。07年9月には、特定のMySQL環境、PostgreSQL環境での、ディザスター・リカバリーと自動フェイルオーバーにも対応する。

 ライセンス価格はOSによって異なる。Linuxの場合の1ライセンスの税別価格は38万円から。最小構成では、リプリケート元とリプリケート先のサーバーに1ライセンスずつが必要。バックボーンのホームページでは30日間無料でフル機能を試用できる評価版をダウンロードできる。

バックボーン・ソフトウエア=http://www.bakbone.co.jp/
「NetVault Replicator評価版ダウンロード」=http://www.bakbone.co.jp/products/downloads_nvr.html

提供:BCN