オートデスク、Google Earthと連携できる最新版マッピングソフト

 オートデスク(本社:東京都中央区)は2007年7月13日、地図情報や設計データをWeb上に配信できるマッピングソフトの最新バージョン「Autodesk MapGuide Enterprise 2008」の出荷を開始した。米Googleが提供する地図表示サービス「Google Earth」との連携機能を備える。価格は、サーバ1CPUで年間31万9200円から。

 同社のCADソフト「Auto CAD」などで作成した設計/デザインデータを、各種地図サービスが提供する地図上に配置してWeb上に配信するサーバソフトウェア。従来は商用地図サービスを利用していたが、新たに無償サービスのGoogle Earthと連携。低コストで最新衛星画像を組み合わせたマッピングができるようになった。

 同社は、オープンソース版の「MapGuide Open Source」をオープンソースコミュニティ「Open Source Geospatial Foundation(OSGeo)」に提供している。Enterpriseはこれに、OracleやSQL Serverへの接続機能、サードパーティ製コンポーネントなどを付加した商用版で、品質保証と技術サポートも提供する。【鴨沢 浅葱/Infostand】

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