遂にBeleniX 0.6がリリース

 待ち焦がれていたBeleniX 0.6が登場した。「ライブCD」形式をとったこのOpenSolarisディストリビューションの最新版は、バージョン0.5.1が出てからわずか半年でWeb上に姿を現した。今回のリリースでは、Nvidiaの3Dアクセラレイテッドドライバやデスクトップ効果の追加など、いくつかの進展が見られる。

 OpenSolaris Build 60をベースにしたBeleniX 0.6には、フルモジュールのXorg 7.2や3DマネージャCompiz 0.5.0(Nvidia製カードにのみ対応)が含まれている。

 usbdumpもこのライブCDに組み込まれており、以前より簡単にBeleniXをポータブルストレージデバイスに入れることができる。BeleniXをUSBドライブに入れるには、ライブCDからのブート後、USBドライブをマシンに挿してターミナルからusbdumpと入力して実行するだけでよい。

 機能強化の面ではその他にも、各種バンドルソフトウェアのアップデート、OpenSolarisの3000に及ぶmanページの収録、Ksh93のバンドル、Firefoxの微調整やプラグイン追加、さまざまなバグ修正/除去が行われている。

Shirl Kennedyは、ブログ「DocuTicker」および「ResourceShelf」のシニアエディタ。『Information Today』紙にも「Internet Waves」というコラムを寄稿。1982年からテクノロジに関する執筆で活躍している。

NewsForge.com 原文