NEC、データセンター向けサーバ製品とLinuxサポートの販売開始

 NECは2007年5月22日、消費電力を最大約60%削減したデータセンター向けx86サーバ「Express5800/iモデル」4機種の販売を開始した。あわせて、iDC事業者の初期コストを削減できるLinuxサポートサービス「LinuxサービスセットLite」を提供する。

 5800/iはいずれも1Uラックサイズ。Pentium M 740(1.783GHz)/760(2GHz)搭載の「Express5800/i110Ra-1h」(価格8万2800円から)、Core Duo T2500(2GHz)搭載の「110Rb-1h」(13万8000円から)、デュアルコアXeon 3040(1.86GHz)搭載の「110Rh-1」(14万9000円から)、デュアルコアXeon 5110(1.60HGz)または超低電圧版デュアルコアXeon 5148(2.33GHz)搭載の「120Rg-1」(23万円から)の4機種。

 110Ra-1h以外の3機種は、遠隔地からWebブラウザ経由でリモート操作できるサーバ管理チップ「EXPRESSSCOPEエンジン」を搭載。OSの種類や稼動状態に関係なくリモート管理機能を利用できる。

 サポートでは、全製品で3年間のパーツ保証とオンサイト保守に標準対応。より強化したサービスとして、コール後2時間以内に現地対応するハードウェアオンサイト保守付きサービスパック「ExpressSupportPack G2」もある。

 LinuxサービスセットLiteは、「Red Hat Enterprise Linux v.4 ES」に3年間のRed Hat Networkサブスクリプションが付属するパッケージ製品。価格は15万円から。120Rg-1とのセットモデルは35万5000円から。

 また、NECはデータセンター向け「Express5800 iDCビジネスサポートセンター」を6月1日開設する。提供するサービスは、ハードウェアやOSなどの選定を支援する「導入前コンサルティングサービス」、OSや顧客アプリの導入を代行する「キッティングサービス」、きょう体やファームウェアなどのカスタマイズを行う「ライトカスタマイズサービス」など。【鴨沢 浅葱/Infostand】

NEC
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ビジネスPC、Express5800シリーズWebサイト「8番街」
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