エクストリーク、国内初、Skypeと既存のPBXを連携させるアダプタ

 エクストリーク(松下和夫社長)は、インターネット電話ソフト「Skype(スカイプ)」と、すでに企業内で運用されている構内電話交換機(PBX)との間に設置し、「Skype」と既存の内線電話を連携させる「VoSKY Exchange(ヴォスキ エクスチェンジ)」を6月6日に発売した。

 価格はオープン。実勢価格は20万円程度の見込み。既存のPBXと「Skype」の機能を共有し、既存の電話機での「Skype」通話を実現したのは国内で初めて。スカイプ着信をPBX信号に変換することにより「Skype」からの着信をあたかも通常の電話着信のように内線電話で対応できるのが特徴。すでに運用されているPBXにSkype回線を割り当てることにより、「Skype」の無料通信といった導入メリットをオフィスの内線電話システムに加えることができる。

 また「Skype」の機能だけではできない、内線固定電話への一斉着信や、着信の保留・転送を実現。内線電話機から「Skype」への発信もできるほか、相手先がSkypeIDを持っていなくても一般固定電話や携帯電話にかけることができる「SkypeOut」を利用することも可能。「エコーキャンセラー」機能を搭載し、高音質通話も実現する。

 コントロールPC1台で4つのSkypeIDを管理でき、同時に4通話まで対応する。「VoSKY Exchange」にはコントロールPCと「VoSKY Exchange」をつなぐUSBと、「VoSKY Exchange」とPBXをつなぐRJ-11はいずれも4ポート装備している。

エクストリーク=http://www.extreak.co.jp/
「VoSKY Exchange」=http://www.extreak.co.jp/product/vosky.html

提供:BCN