ターボリナックス、てのひらサイズPC「wizpy」のアプリ開発用ツールを公開
ターボリナックス(矢野広一社長)は3月30日、手のひらサイズの小型パソコン「wizpy(ウイズピー)」のアプリケーション開発環境「wizpyアプリケーション開発キット」を、「wizpy」ユーザー対象のネットワークサービス「wizpy Club」で公開したと発表した。
「wizpy」は、サイズが幅84×奥行き42×高さ12mm、重さが60gの小型パソコン。1.71インチで25万6000色常時のOLEDディスプレイ、2または4GBのフラッシュメモリを搭載。OSには「Turbolinux」を採用した。PCとUSBで接続して使用し、接続したPCのCPUなどのハードウェア環境を使ってソフトやデータの操作ができる。
「wizpyアプリケーション開発キット」は、任意のアプリケーションを「wizpy」で稼動する形式に変換するためのツール「squashfs-tools」「appmod-utils」で構成。技術手順書も付属する。開発にはLinux OS「Turbolinux FUJI」を利用。同OS上に開発ツールを導入することで、「wizpy」対応アプリケーションを開発が行える。
ターボリナックス=http://www.turbolinux.co.jp/
「wizpy Club」=http://www.wizpy.jp/plugin/sdk.php
提供:BCN