マイクロフォーカス、UNIX/Linux向けCOBOL開発環境の最新版

 マイクロフォーカス(本社:東京都品川区)は、UNIX/Linux向けCOBOL開発環境の最新バージョン「Micro Focus Server Express 5.0J」を2006年12月1日に販売開始する。64bitプラットフォームやUTF-8への対応、ISO COBOL 2002規格のサポートなどを追加した。価格は同時5ユーザーで247万5000円から。2007年1月5日に出荷開始する。

目新しさに欠けるGoogle Code Search

Googleは今週、Google Code Searchを公開し、オープンソースコード検索の分野に参入する旨をアナウンスした。これは数十億単位で存在するオープンソース系ソフトのコード検索をするためのツールだが、これによりユーザは、従来版のGoogle検索エンジンでは検索できなかったタイプのファイルを探し出せることになる。Googleが新規に提供するコード検索が同サイトにとって“新機能”というカテゴリーに分類されることに間違いはないが、実のところこうしたコード検索は、その他の検索サイトにおいて何年も前から実現されている機能なのである。

JavaScriptと.Netの開発支援プロジェクトが複数進行中

 現在、JavaScriptを使いやすくしたり、.Netプロジェクトを文書化したりすることを目的とした複数のプロジェクトが進行中だ。また、開発ツールの分野では、米国サン・マイクロシステムズが、C、C++、Fortranを使ったアプリケーション開発を支援する新ツールに関して開発者の意見を募っている。これによって、JavaScriptと.Net関連のアプリケーション開発者に新たな救いの手が差し伸べられることになりそうだ。

YouTubeビデオのDivXおよびXviD形式への変換法

昨今話題のYouTubeのビデオクリップだが、かく言う私もこのサイトの中毒患者の1人だ。しかしながら、YouTubeのビデオ再生方式については少々注文を付けたい点がある。私の希望としては、お好みのビデオをスタンドアローン型のDVD/DivXプレーヤで再生したいのだ。またサイトにあるFlash形式のビデオをMPlayerで再生する場合も、早送りや巻き戻しができないという問題がある。よってここに私は、YouTubeのビデオクリップをDivXもしくはXviDフォーマットに変換する作業に着手することを決意した。以下は、具体的な操作手順である。

Google's Summer of Code: 2年目の展望

昨年、Google社はオープンソース/フリーソフトウェア開発に参加する世界各地の学生を支援するイベント「Summer of Code 2005」を開催し、各地の開発者コミュニティに大きな反響をもたらした。そして今年もSummer of Code 2006 がはじまり、世界各地の開発コミュニティと学生とが開発プロジェクトに取り組んでいる。ここでは、Summer of Codeの一年間の反響をふりかえるとともに、今年の日本での活動を紹介する。

「CVSの言い訳」と途方にくれるユーザ

オープンソースソフトウェアで一番不満に思うことの1つは、CVSを盾にした言い訳がよく見られることだ。私はこれを「CVSの言い訳(CVS cop-out)」と呼んでいる。たとえば、私が何かの記事か会話の中で、あるオープンソースアプリケーションの短所を(正当に)批判すると、「それは間違いだ。その機能は4週間前にCVSで修正されている」と反論する人がいるのだ。