マイクロフォーカス、UNIX/Linux向けCOBOL開発環境の最新版

 マイクロフォーカス(本社:東京都品川区)は、UNIX/Linux向けCOBOL開発環境の最新バージョン「Micro Focus Server Express 5.0J」を2006年12月1日に販売開始する。64bitプラットフォームやUTF-8への対応、ISO COBOL 2002規格のサポートなどを追加した。価格は同時5ユーザーで247万5000円から。2007年1月5日に出荷開始する。

 x64版Linuxなどのプラットフォームへの対応を追加。Linux版は2.6カーネルにネイティブ対応した。また、UTF-8ロケール下での日本語ソースコードのコンパイルと実行に対応した。従来はISO COBOL 2002規格のUNICODE操作をサポートしていたが、実行時ロケールはEUCまたはSJISのみに対応していた。

 新たにブーリアン演算子に対応し、ISO COBOL 2002規格への準拠度を高めた。このほか、J2EE 1.4のJava Connectorサポートや、IBM汎用機で利用されているLEサブルーチンの各種機能に対する互換ライブラリを追加した。

 対応OSはAIX 5L、HP-UX 11i(Itanium、PA-RISC)、Solaris(SPARC、x64/x86)、Red Hat Enterprise Linux v4(x64/x86、Itanium、POWER)、Novell SUSE Linux Enterprise Server 9(x64/x86、Itanium、POWER、s390)。【鴨沢 浅葱/Infostand】

マイクロフォーカス
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