定期的なアップデートでネット攻撃から身を守る

 オペレーティングシステムについては、パッチを適用して最新の状態を維持することの重要性を誰もが知っている。しかし、アップデートが必要なのはアプリケーションソフトウェアも同じだ。企業がWebの存在価値を高く認め、その背後でコンテンツ管理システム(CMS)のような効果的なツールを使って諸々の管理を行うようになってから、アプリケーションのアップデートはますます重要になっている。残念なことだが、CMSが普及するにつれ、Webサーバ上の機密データを狙う攻撃者がCMSを標的にするようになったからだ。

情報漏洩に備える―ダメージを抑えるための心得7カ条―セキュリティ責任者が実践すべきこと、すべきでないこと

 情報漏洩を引き起こした企業が受けるダメージは大きい。しかし、事件発生直後の対処のしかたによっては、そのダメージを最小限に抑えることができる。ここでは、情報漏洩発覚時の事後処理において、セキュリティ責任者が実践すべきこと、および実践すべきでないことを紹介する。

ALSI、情報漏えい防止ソリューションとメールアプライアンスを連携

 アルプス システム インテグレーション(ALSI、麻地徳男社長)は7月4日、情報漏えい防止ソリューション「DocumentSecurity(ドキュメントセキュリティ)」と、クリアスウィフト(山本卓夢社長)の電子メールセキュリティ・アプライアンスの最新版「MIMEsweeper Email Appliance 2.6」を連携すると発表した。

「企業はWebアプリケーションの脆弱性を認識していない」――ネットワーク・ファイアウォールだけでは攻撃は防御できない

 米国Forrester Researchは、ほとんどの企業が自社のネットワークにアプリケーション・レイヤの攻撃をはね返す防御手段が十分でないという認識を持っておらず、知らず知らずのうちに攻撃を受けている可能性がある、とするリポートをこのほどまとめた。