ALSI、世界8言語のOSに対応した最新の情報漏えい防止ソリューション

 アルプス システム インテグレーション(ALSI、大喜多晃社長)は5月10日、情報漏えい防止ソリューション「DocumentSecurity ver3.5」を6月1日に発売すると発表した。価格は50クライアントで183万7500円から。企業、官公庁、自治体などを対象に、初年度100万ライセンスの販売を目指す。

 「DocumentSecurity ver3.5」は、日本語のほか、英語、中国語(繁体・簡体)、韓国語、ドイツ語、フランス語、チェコ語の7か国(8言語)のOSに対応。グローバルな環境で情報漏えいを防止し、セキュリティポリシーを統一できる。ドキュメントは暗号化するため、海外拠点間で安全なデータ共有ができる。

 海外拠点のクライアント端末の一括管理、拠点別のシステム構築、運用、管理もできる。利用する国の言語で作成されたドキュメントも保護が可能で、世界中でのドキュメント利用状況を把握できる。

 海外の製造拠点や開発拠点を設立している大企業などでは、海外の拠点でも日本と同様の情報漏えい防止対策が求められる。従来は、日本と海外で使用する製品に違いがあることなどから、日本からの集中管理が難しかった。そのため、海外にセキュリティホールができたり、企業のシステム管理者の負担が大きくなるという課題があった。

アルプス システム インテグレーション=http://www.alsi.co.jp/

提供:BCN