Restricted hard realtime(その1)

リアルタイムカーネルの探究は何年もの間、非常に多くの仕事や多くの寄付を受けて続いている。また、常に新しい人々がそれをより良くするためのアイデアを提案してきている。Paul E. McKenneyが提案したのは、他のCPUにシステムコールと時間を消費するオペレーション負荷を移動することにより、リアルタイムSMPシステムを作成するメカニズムである。

dm-cryptと2.6シリーズ・カーネルでパーティションを暗号化

今年2月、Andrew Mortenは、cryptoloopはdm-cryptによって置き換えられることになると発表した。この発表が行われた当時には多少の混乱もあったが、dm-cryptはいまや2.6.4カーネルの安定ツリーの一員となっている。本稿では、dm-cryptを使用した暗号化パーティションのセットアップ方法について見ていきたい。

Linuxカーネル開発者の信用を文書化する新しいプロセス

Linus Torvaldsは、25人ほどいるLinuxカーネルサブシステムのメンテナンス担当者の誰かから送られてきたコードなら、無断借用されたものでないと信じている。TorvaldsとOSDL(Open Source Development Labs)からの提案によれば、今日から、SCOが起こしているような知的所有権(IP)クレームを防ぐための「信頼の連鎖」を文書化する承認プロセスが整備されるということだ。