「Apache NetBeans 15」が公開

 The Apache NetBeansチームは9月7日、Java統合開発環境(IDE)の最新のメジャーリリースとなる「Apache NetBeans 15」を公開した。

 Apache NetBeans 15は6月に公開されたバージョン14に続く最新版。Java関連では、Language Server Protocol(LSP)のサポートを強化した。Apache Mavenはバージョン3.8.6となり、Jakarta 9.1の初期サポートが加わり、GlassFishのサポートも強化した。Gradle ToolsのAPIがJava 18に対応するバージョン7.5となった。

 JDKダウンロードを強化し、JDK 20へ早期アクセスできるjavadocが加わった。Antタスクのパフォーマンスも向上し、正規表現用のフラグが追加された。NetBeansはJava以外にもC/C++、PHP、JavaScriptなどもサポートする。バージョン15では、PHP 8.1のサポートが加わった。OCI(Open Container Initiative)ライブラリを更新し、DevOpsProjectノードが加わった。Add ConnectionウィザードにAthena/Redshiftが追加された。Windows 95/98のサポート削除のためコードベースのクリーンナップも行った。

 このほかにも多数の機能強化や改善が加わっている。

Apache NetBeans
https://netbeans.apache.org