英Canonicalと米MSが協業、「Ubuntu 22.04」に「.NET 6」をバンドル

 英Canonicalと米Microsoftは8月16日、「Ubuntu 22.04(Jammy Jellyfish)」でネイティブに.NETを提供することを発表した。「.NET 6」パッケージをシンプルなコマンドでインストールできるようになる。

 2社は2018年にWindows 10とUbuntuで提携するなど、数年前から関係を強化している。今回は数ヶ月にわたる共同作業の結果、Canonicalが4月に公開したLTS(長期サポート)版であるUbuntu 22.04上で、.NET開発プラットフォームをバンドルした。apt install dotnet6コマンドでMicrosoft’s .NET 6をインストールでき、Ubuntuで簡単に.NET 6パッケージをインストールできる。

 また、 .NET 6とASP.NETランタイム向けのプリビルドされたコンテナイメージも用意する。OCI(Open Container Initiative)に準拠しており、シェルやパッケージマネージャーのない超小型のアプライアンスイメージとしている。

 2社は合わせて、.NETとUbuntuにおけるソフトウェアサプライチェーンの安全性でも協業し、エンタープライズが必要とするサポートを提供するとしている。

英Canonical
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