米VMwareがApache Software Foundationのプラチナスポンサーに

 非営利団体The Apache Software Foundation(ASF)は3月3日(米国時間)、米VMwareがプラチナスポンサーに就任したことを発表した。

 Apache Software Foundation(ASF)は1999年に設立、Apache HTTP Serverをはじめ350以上のプロジェクトを抱える。全員ボランティアのコミュニティで、8200人以上のApache Committer、4万1000人以上の貢献者が参加しているという。

 ASFのスポンサーはプラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズの4レベルあり、VMwareは最高位のプラチナレベルのスポンサー企業となる。プラチナは年間12万5000ドルの寄付金が条件となり、現在、Amazon Web Services(米Amazon)、Google(米Alphabet)、中国Huawei、米Microsoft、米Meta(旧Facebook)、米Namebase、Pineapple Fund、中国Tencent Cloud、、米Yahoo!がプラチナスポンサーとなっている。

 VMwareのオープンソースコミュニティ戦略担当バイスプレジデントのDawn Foster氏によると、VMwareの顧客はApache HTTP Server、Apache Tomcat、Apache GeodeなどのASFプロジェクトを使って製品を構築しているとのこと。今後、スポンサー活動と開発レベルでの貢献を通じてASFを支援していくとコメントしている。

 VMwareは2021年秋にDell Technologiesからスピンオフし、独立企業となっている。

The Apache Software Foundation(ASF)
https://apache.org