Tiobeの2021年のプログラミング言語、2年連続でPythonが受賞
オランダTIOBE Softwareは2021年の「TIOBE Programming Language of the Year」をPythonが受賞したことを発表した。Pythonは直前でC#をおさえ、堂々の2年連続の受賞となった。
TIOBEはソフトウェア品質を事業とし、毎日10億行以上のソフトウェアコードを追跡している。同社はTIOBE Indexとして、開発者数、コース数、サードパーティベンダー数、WIkipediaや検索エンジンの数値などから人気度を割り出した月間ランキングを作成している。 TIOBE Programming Language of the Yearは、その年に最もIndexが成長したプログラミング言語に贈るもの。
Pythonは2021年を3位でスタートし、10月度のランキングでついにJavaとCをおさえて首位に。その後も人気は増加しており、最新のインデックス(2022年1月度)では13.58%を記録。2位のCと1%以上の差をつけている。なお、TIOBE Indexの最高記録は、Javaが2001年に記録した26.49%。
1月度のトップ5は、Python、C、Java、C++、C#の順。Pythonのライバルとなりうるプログラミング言語として、13位から10位に伸びたSwift、14位から13位のGo、26位を維持したRust、23位から28位のJuliaなどの推移を紹介し、SwiftとGoが上位5位に入る可能性があると予想している。
オランダTIOBE Software
http://www.tiobe.com/