「Visual Studio Code 1.63」が公開

末岡洋子
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　米Microsoftは12月9日、オープンソースのコードエディタ「Visual Studio Code 1.63（November 2021）」の公開を発表した。

　Visual Studio Code（VS Code）はMicrosoftが開発し、オープンソースとして公開するコードエディタ。Windows、macOS、Linuxで動作する。コードの編集だけでなく、Webアプリケーションやクラウドアプリケーションのビルド・デバッグを支援する機能や、コード入力補完やシンタックスハイライトの「IntelliSense」、Gitコマンド統合などの機能も備える。 　VS Codeは月例リリースサイクルをもち、VS Code 1.63は11月に公開したVS Code 1.62（October 2021）に続く最新版。

　Marketplaceにあるテーマを、インストールすることなく試せるようになった。Color Themesドロップダウンメニューより追加のColor Themesをブラウズするメニューを選択してプレビューできる。

　問題（Problems）のナビゲーションを設定できるようになった。次の問題を表示する「Go to Next Problem」とひとつ前の問題を表示する「Go to Previous Problem」で、これまでは深刻度に基づいていたが、深刻度または場所でソートの順番の設定ができるようになった。

　ソースコードにある非表示のUnicode文字がデフォルトでハイライトされるようになった。合わせてASCII文字と混同されやすい文字もハイライトするようになった。 　TypeScriptのメソッドシグネチャ補完が利用できるようになり、メソッドを迅速に上書きしたり実装できるようになった。 　このほか、スクリーンキャストモードの追加など、多数の強化が加わっている。

Visual Studio Code
https://code.visualstudio.com/