米Oracle、コンテナプラットフォーム「Verrazzano」を発表
米Oracleは8月3日、エンタタープライズ向けコンテナプラットフォーム「Oracle Verrazzano Enterprise Container Platform」を発表した。クラウドネイティブだけでなく、WebLogic Server上のアプリケーション実装もサポートする。
オープンソース技術を組み合わせたもので、Verrazzanoクラスタを実装し、Verrazzanoコンポーネントのインストール/アンインストールができるKubernetesオペレーター「Verrazzanoプラットフォームオペレーター」、Verrazzanoが管理するKubernetesクラスタでサンプルアプリケーションを実装するマニフェストファイルの「Examples」で構成される。
Verrazzanoは、マルチクラウド/ハイブリッド環境でクラウドネイティブを実装できるコンテナプラットフォーム技術。Kubernetesでコンテナベースのアプリケーションの実装、管理、保護ができるほか、WebLogic、Coherence、HelidonなどのOracle技術を使った通常のアプリケーションも対象にしたアプリケーションライフサイクルの管理ができる。OracleのパブリッククラウドであるOracle Cloud Infrastructure(OCI)およびその他のパブリッククラウド、オンプレミスでKubernetesクラスタ管理を標準化できるという。
Oracle Verrazzano Enterprise Container PlatformはプロジェクトのWebサイトでバージョン1.0を公開している。
Verazzano
https://verrazzano.io