Rustdocを強化した「Rust 1.48」が公開

 Mozillaのプログラミング言語「Rust」の開発チームは11月19日、最新版となる「Rust 1.48.0」を公開した。

 Rust 1.48は、10月に公開されたRust 1.47に続く最新版。

 Markdownでドキュメンテーションを作成できるドキュメンテーション生成ツールのRustdocを強化した。シンタックスを使って型にリンクしようとしていることを知らせるとURLを生成するようになった。また、rustdocのUIで検索時に検索エイリアスを追加できるようになった。APIでは、[T; N]: TryFrom>が安定扱いになった。Box<[T; N]>: TryFrom>に似た機能のベクター向けで、固定の長さの配列に変換することを試みる。APIではこの他、slice::as_ptr_range、slice::as_mut_ptr_range、VecDeque::make_contiguous、future::pending、future::readyなどのAPIが安定扱いになった。

 それ以外にも、細かな強化が加わっている。

Rust
https://www.rust-lang.org