GitHub/GitLab/Bitpocket統合、クラウドIDEの「Gitpod」がオープンソースに

 ドイツTypefoxは8月25日、自社が開発するクラウドベースのIDE「Gitpod」をオープンソースとして公開したことを発表した。

 Gitpodは、ブラウザ内コラボレーションできる開発環境を提供するKubernetesアプリケーション。Eclipseのクラウド/デスクトップIDEプラットフォームプロジェクト「Eclipse Theia」を共同作成したSven Efftinge氏が土台の設計を行ったもので、開発者はコードを書き進めながら開発環境のメンテナンスができる。Efftinge氏はTypefoxとGitpodの共同創業者兼CEOを務める。

 GitLab、GitHub、Bitbucketと密に統合することで、自動的かつ継続的にブランチ向けの開発環境を事前ビルドする。CI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)コンセプトを応用し、ブランチ、イシュー、マージやプルリクエストからコーディングができる。そのため、プロジェクトのメンバーは開発ワークフローを合理化でき、生産性を高めることができるという。また遠隔からのコラボレーションも促進するとしている。

 Gitpodはすでに多数のユーザーがおり、今回オープンソースとすることで自分たちのワークフローに容易に組み込めるようになるとしている。

 GitpodはプロジェクトのWebサイトより入手できる。ライセンスはAffero GPL。

ドイツTypeFox
https://www.typefox.io/
Gitpod
https://www.gitpod.io