ユニバーサルデータベースツールの「DBeaver 7.1.2」が公開

 SQLクライアントのDBeaver開発チームは7月5日、最新安定版となる「DBeaver 7.1.2」を公開した。

 DBeaverは、PostgreSQL、SQLite、MySQL、Apache Hive、Oracle、SQL Server、DB2などJDBCをサポートする主要データベースに対応するデータベースクライアント。Eclipseプラットフォームをベースに、メタデータエディタ、SQLエディタ、リッチデータエディタなどの機能を持つ。Linux、macOS、Windowsで動かすことができる。

 DBeaver 7.1.2は5月末に公開された7.1系の最新のポイントリリース。Eclipseを最新のバージョン4.16(2020-06)にアップデートした。データビューア、SQLエディタ、ナビゲーターを中心に機能強化が加わった。データビューアでは、セルの値を更新後に行全体をリフレッシュできるようになった。マウスを利用した水平方向のスクロールをサポートしたほか、ソースコードフォーマットでデータをエクスポートできるようになった。SQLコンテキストメニュー生成におけるバグを修正した。SQLエディタでは、結果タブのツールチップでクエリ情報を表示するようになった。クエリパーサーなど不具合も修正した。ナビゲーターではメインメニューのファイルアイテムの順番を整理し、”オブジェクト生成”アイコンも修正した。

 このほか、PostgreSQL、Oracle、Exasol、Redshiftなどデータベース別でも修正や強化が加わっている。

DBeaver
https://dbeaver.io/