「LibreOffice 6.4.5」が公開

 Document Foundationは7月2日(ドイツ時間)、オープンソースの生産性スイートの最新版となる「LibreOffice 6.4.5」公開を発表した。プロジェクトのWebサイトよりLinux、macOS、Windowsの各バージョンを入手できる。

 LibreOffice 6.4.5は1月に公開されたバージョン6.4の最新のマイナーリリース。6系そのものは2018年2月が初公開となる。

 開発チームは現在、新機能は8月に公開予定の次期メジャーリリースとなる「LibreOffice 7.0」で進めており、6.4.5では、100件以上のバグを修正した。

 表計算のCalcで初期化されていないFilterDescriptorマクロを走らせるとクラッシュするバグ、特定のファイルでMail Mergeウィザードの起動がうまくいかないバグなど、他のソフトウェアとの互換性や相互運用性に関する修正が中心となる。

 なお、開発チームによると、6.4.5は運用環境向けに最適化されており、数ヶ月かけてバグを修正してきたとのこと。6.3系のユーザーに対しアップグレードを呼びかけている。

LibreOffice
https://www.libreoffice.org/