「FreeBSD 11.4-RELEASE」リリース、11系最後のリリースに
FreeBSD Release Engineering Teamは6月16日、最新安定版となる「FreeBSD 11.4-RELEASE」公開を発表した。11系最後のリリースとなる。
FreeBSDはBSD系のUNIX OS。最新の機能、スピード、安定性にフォーカスしており、サーバー、デスクトップ、組み込みプラットフォーム向けと位置付けている。
FreeBSD 11.4-RELEASEは、2019年7月に公開されたFreeBSD 11.3-RELEASEに続く最新版となる。なお、プロダクション向けリリースとしては11系のほか、FreeBSDは2018年12月に12系を公開しており、こちらはバージョン12.1が最新版となる。
ZFSのブックマーク名称変更がサポートされた。また、FreeBSD 12系で先に導入されていたTLS証明書の管理を行うツールであるcertctlがFreeBSD 11.4でも利用可能になった。
clang、llvm、lld、lldb、compiler-rtなどのユーティリティのアップデートが行われ、libc++はバージョン10となった。OpenSSL、Unbound、pkgもそれぞれ、バージョン1.0.2u、1.9.6、1.13.2にアップデートされている。
デスクトップ環境では、KDEが5.18.4.1.19.12.3に、GNOMEが3.28にアップデートされた。
このほか、多数の細かな強化が加わっている。
FreeBSD
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