「Ruby on Rails 5.2.3」リリース、バグ修正が中心
RubyフレームワークのRuby on Rails開発チームは3月28日、最新安定版となる「Ruby on Rails 5.2.3」を公開した。細かな機能強化やバグ修正が中心のポイントリリースとなる。
Rails 5.2.3は、2018年4月に公開されたRails 5.2のポイントリリースとなる。
O/RマッパーのActiveRecord、ActionPackとの統合に必要なAPIを実装するモジュールを提供するActiveModel、ユーティリティクラスや拡張のActiveSupportなどで細かな修正や機能強化が図られた。
ActiveRecordでは、クエリキャッシュ有効時に事前に用意した文のキャッシュが有効になるよう変更されたほか、idなしにクラスレベルのupdateが可能になり、またSQLiteでのテーブルカラムのクオートなどの機能が修正された。
開発チームが公開している計画によると、Rails 6.0は4月末に公開の予定。開発チームは同日、5.1系についても最新版「Rails 5.1.7」をリリースしている。
Ruby on Rails
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