米Intel、Kubernetesベースの深層学習プラットフォーム「Nauta」を公開
米Intelは1月23日、深層学習モデルのトレーニングを行うためのコンピューティング環境「Nauta」をオープンソースで公開した。
Nautaは、Intelの「Xeon Scalable」シリーズプロセッサベースのシステムで深層学習モデルトレーニングを行うためのプラットフォーム。マルチユーザー型の分散型システムで、拡張性と管理の容易さを特徴とする。KubernetesとDockerを土台とし、ユーザーはKubernetesを使ってコンテナ化した深層学習の実験の定義とスケジュールができる。
MXNet、TensorFlow、PyTorchなどのフレームワークを利用でき、深層学習モデルのトレーニングの実験結果はコマンドラインインターフェイスやWebインターフェイス、TensorBoardで把握できるという。モデルのテストでは、バッチとストリーミングの両方をサポートする。
既存のデータセット、自前のデータ、オンラインソースからダウンロードしたデータなどをトレーニングに利用でき、公開/非公開フォルダを作成してチームメンバーとのコラボレーションできるという。
NautaはプロジェクトのWebサイトより入手できる。ライセンスはApache License 2.0。