Hadoopクラスタ上で稼動するデータベース「Apache HBase 2.0.4」リリース

 Apache Hadoopクラスタ向けデータベース「Apache HBase」開発チームは1月4日、「Apache HBase 2.0.4」を公開した。ポイントリリースでバグの修正が中心となる。

 Apache HBaseはJavaで実装されたデータベースシステム。SQLを利用しない「NoSQL」型に分類されるシステムで、分散、拡張性を特徴とする。GoogleのBigTableをベースとし、ランダムでリアルタイムのリード/ライトアクセスをビックデータに行うなどの用途に適しているという。

 HBase 2.0.4は2018年5月に公開したApache Based 2系の最新のポイントリリース。12月初めに公開したバージョン2.0.3と2.1.1にある30件以上のバグを修正した。重要な修正として、サーバーサイドでSTREAMを使ってスキャン時にメモリリークが発生するバグなどがあるという。

Apache HBase
https://hbase.apache.org/