米GitHub、さまざまなワークフローを自動実行できる「GitHub Actions」を発表

 米GitHubは10月16日、ワークフローの実行環境「GitHub Actions」を発表した。GitHub上での各種イベントをトリガーとしてさまざまな機能を自動実行できる機能で、現在限定ベータとして参加者を募っている。

 GitHubではプッシュやイシューの投稿およびステータス変更、リリースといったGitHub上のイベントの発生時に外部ツールに通知を送信する機能があるが、Actionsはこれをさらに強化するもので、イベントに応じてさまざまな処理を実行したり、パイプライン的な処理を実行できるようになる。CI/CDのために利用できるだけでなく、さまざまなワークフローを実現できるとしている。

 GitHub上でオープンソースで公開されているライブラリを使って任意の言語で「Actions」を作成でき、GitHub APIや他の公開APIと連携できる。GUIでActionsを作成することも可能。作成したActionsはコンテナ内でオンデマンドで実行されるため、柔軟性にも優れる。

 GitHubでは、GitHub Actionsを使った例としてWebプロジェクトの構築、実装、管理ができるNetlify、開発者がインフラの構築、変更ができるHashiCorp Terraformなどの例を挙げている。

GitHub Actions
https://github.com/features/actions/