チャットベースのコミュニティプラットフォーム「Spectrum」、オープンソース化

 コミュニティプラットフォーム「Spectrum」の開発チームは4月3日、Spectrumをオープンソースとして公開することを発表した。

 Spectrumは、IRCに代わる現代のオンラインコミュニティ向けのツールを開発すべく、3人の開発者が2017年2月より構築を始めたもの。チャットのようなリアルタイムメッセージング機能をベースに、テーマ(コミュニティ)毎に複数のスレッドを作成できるのが特徴。検索機能やキュレーション機能なども備える。公開コミュニティは無料で作成でき、モデレーション権限やプライベートなチャンネルの作成、分析などの機能を有料で提供する。無料で利用する場合も、保存されるメッセージ数やチャンネルのメンバー数などに制限はない。

 今回ソースコードを公開することで、ユーザーや開発者コミュニティとより深く関わることを目指すとしている。SpectrumのコードはGitHubのページより入手できる。ライセンスは三条項BSDライセンス。

Spectrum
https://spectrum.chat/
https://github.com/withspectrum/spectrum