ビジュアルエフェクト制作ツール「Effekseer1.30」リリース、新たにUE4やCocos2d-xにも対応
オープンソースのゲーム向けパーティクルエフェクト作成ツール「Effekseer」開発プロジェクトは10月29日、「Effekseer 1.3」をリリースした。新たにUnreal Engine 4およびCocos2d-x向けプラグインが追加されたほか、ファイルビューワ機能などが追加されている。
Effekseerは、爆発エフェクトやヒットエフェクトなどのさまざまなビジュアルエフェクトを作成できるツール。パラメータを指定するだけで簡単にエフェクトを作成できるのが特徴。作成したエフェクトはWindowsやMac OS X、Linux、iOS、Androidといったさまざまな環境でDirectXやOpenGLを使って再生できるほか、各種ゲームエンジンで利用するためのプラグイン/ライブラリも用意されている。2Dアニメーションとしての出力も可能。
Effekseer 1.3は2016年6月に公開されたEffekseer 1.2からのアップデートとなる。本バージョンではUnityやDXライブラリに加え、新たにCocos2d-xおよびUnreal Engine 4向けのプラグインが追加された。これによって、Effekseerで作成したエフェクトをこれらゲームエンジン上で利用できる。
また、ファイルや画像、モデルファイルなどをEffekseer上で閲覧できるファイルビューワ機能が実装された。FBX形式やMQO形式のモデルデータ読み込みにも対応したほか、色の継承、UIの改善なども行われた。
そのほか、70個以上のサンプルエフェクト追加、不具合修正などが行われている。
Effekseer1.3およびサンプルファイルはWebサイトより入手できる。ライセンスはMIT License。
Effekseer
http://effekseer.github.io/