「VirtualBox 5.1.8」リリース、バグ修正が中心のリリースに

 米Oracleは10月18日、オープンソースの仮想化ソフトウェアの最新版「Oracle VM VirtualBox 5.1.8」をリリースした。バグ修正が中心のポイントリリースとなる。

 Oracle VM VirtualBox 5.1.8は7月に公開した5.1系の最新ポイントリリース。9月にリリースした5.1.6のバグ修正が中心となる。

 複数のディスクでのスナップショット削除に関する問題を修正し、スナップショット削除が失敗したときのエラーレポートも改善した。

 オーディオ関連ではMac OS XホストのAudio Queuesを利用するようになり、PulseAudioバックエンドが関連するものなどバグを修正した。WindowsではWindows 10のビルド14901のサポートのための変更とバグ修正が行われた。Windowsホスト、インストーラーも強化した。Linuxホスト/ゲストに関するバグも修正されている。

 このほかGUI、NATなども強化した。APIではSASコントローラーの初期化のバグを修正した。

 Oracle VM VirtualBox 5.1.8は、Windowsホスト/Mac OS Xホスト/Linuxホスト/SolarisホストをプロジェクトのWebサイトより入手できる。ライセンスはGPLv2。

Oracle VM VirtualBox
https://www.virtualbox.org