Goで実装された仮想ターミナル上で動作するテキストエディタ「Micro 1.0.2」リリース

 Goで作成されたテキストエディタ「Micro」の開発者が9月4日、「Micro 1.0.2」を公開した。8月末に公開したバージョン1.0系のポイントリリースとなる。

 Microは仮想ターミナル上で動作するテキストエディタ。nanoエディタの後継を目指しており、モダンなターミナルの機能を活用できると同時に、容易に直感的に使えるという。Luaベースのプラグインシステムを持ち、機能を拡張できる。Go言語がサポートするすべてのプラットフォームで動作し、さまざまなショートカットキーサポート、マウスのサポート、自動文法チェックおよびエラー通知、75以上の言語向けのシンタックスハイライトなどの機能を持つ。

 Microは8月末にバージョン1.0を公開しており、1.0.2は1.0系のポイントリリースとなる。新たに「Bracketed Paste Mode」のサポートが加わった。また、設定ファイルではjson5を利用できるようになったほか、コマンドラインフラグを使って起動時にオプションを設定できるようになった。

 dart、PHPなど多数の言語でシンタックスハイライトを強化した。Windowsでのパフォーマンスも強化し、バグも多数修正されている。

 Microは、プロジェクトのページよりFreeBSD、Linux、NetBSD、OpenBSD、Mac OS X、Windowsの各バイナリおよびソースコードを入手できる。

Micro
https://github.com/zyedidia/micro